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[楽譜] [PDFダウンロード] パガニーニ/佐藤卓史:カンタービレ
¥330
パガニーニ作曲、ヴァイオリンとギターのための「カンタービレ」の伴奏パートをピアノ用に編曲。 「カンタービレ」は美しい旋律が魅力ですが、伴奏パートの和声が平坦で常々残念に思っていました。「ラ・カンパネラ」や「イ・パルピティ」などのパガニーニ作品に編曲を施し、現代のレパートリーに蘇らせたフリッツ・クライスラーの流儀に倣って、ピアノパートの和声に陰影を持たせてみました。独奏ヴァイオリンの旋律は原曲のまま変更はありません。 [難易度] ★☆☆☆☆ 楽譜「パガニーニ/佐藤卓史:カンタービレ」ダウンロード版 [内容] ニコロ・パガニーニ:カンタービレ (佐藤卓史編曲) Niccolo Paganini: Cantabile Piano Part arranged by Takashi Sato 総譜 3ページ ※ヴァイオリンパート譜は含まれていません。原曲の楽譜をご参照下さい。 [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許可のない複製・再頒布を禁じます。
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[楽譜] [ZIPダウンロード] シューベルト/佐藤卓史:4つの歌曲(小さい手のためのピアノ独奏版)
¥1,000
「子守歌」「月に寄す」「菩提樹」「笑いと涙」の4曲の楽譜PDFをまとめたお得なセットです。詳細は各曲の商品ページをご参照下さい。 この編曲は、若いピアニストたちがシューベルトの歌曲の美しいメロディーに触れることができるように、オクターヴ以上の手のひろがりを使わずに弾けるように工夫されています。メンデルスゾーンの「無言歌集」への導入として、ピアノで「歌う」ことを学べる楽曲です。 演奏する前に、ぜひ元になった歌曲を聴いたり、その詩を読んだりしてみて下さい。表現の参考になるはずです。
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト/佐藤卓史:笑いと涙(小さい手のためのピアノ独奏版)
¥300
この編曲は、若いピアニストたちがシューベルトの歌曲の美しいメロディーに触れることができるように、オクターヴ以上の手のひろがりを使わずに弾けるように工夫されています。メンデルスゾーンの「無言歌集」への導入として、ピアノで「歌う」ことを学べる楽曲です。 演奏する前に、ぜひ元になった歌曲を聴いたり、その詩を読んだりしてみて下さい。表現の参考になるはずです。 [難易度] ★★☆☆☆(ブルクミュラー程度) 楽譜「シューベルト/佐藤卓史:笑いと涙」ダウンロード版 [内容] シューベルト:笑いと涙 D777 作品59-4 (佐藤卓史による小さい手のためのピアノ独奏用編曲) Franz Schubert: Lachen und Weinen D777 Op.59-4 solo piano arrangement for small hands by Takashi Sato 総譜 2ページ 解説付 [仕様] PDFファイル
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト/佐藤卓史:菩提樹(小さい手のためのピアノ独奏版)
¥300
この編曲は、若いピアニストたちがシューベルトの歌曲の美しいメロディーに触れることができるように、オクターヴ以上の手のひろがりを使わずに弾けるように工夫されています。メンデルスゾーンの「無言歌集」への導入として、ピアノで「歌う」ことを学べる楽曲です。 演奏する前に、ぜひ元になった歌曲を聴いたり、その詩を読んだりしてみて下さい。表現の参考になるはずです。 [難易度] ★☆☆☆☆(ブルクミュラー程度) 楽譜「シューベルト/佐藤卓史:菩提樹」ダウンロード版 [内容] シューベルト:菩提樹 D911-5 作品89-5 (佐藤卓史による小さい手のためのピアノ独奏用編曲) Franz Schubert: Der Lindenbaum D911-5 Op.89-5 solo piano arrangement for small hands by Takashi Sato 総譜 2ページ 解説付 [仕様] PDFファイル
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト/佐藤卓史:月に寄す(小さい手のためのピアノ独奏版)
¥300
この編曲は、若いピアニストたちがシューベルトの歌曲の美しいメロディーに触れることができるように、オクターヴ以上の手のひろがりを使わずに弾けるように工夫されています。メンデルスゾーンの「無言歌集」への導入として、ピアノで「歌う」ことを学べる楽曲です。 演奏する前に、ぜひ元になった歌曲を聴いたり、その詩を読んだりしてみて下さい。表現の参考になるはずです。 [難易度] ★☆☆☆☆(バイエル程度) 楽譜「シューベルト/佐藤卓史:月に寄す」ダウンロード版 [内容] シューベルト:月に寄す D259 (佐藤卓史による小さい手のためのピアノ独奏用編曲) Franz Schubert: An den Mond D259 solo piano arrangement for small hands by Takashi Sato 総譜 1ページ 解説付 [仕様] PDFファイル
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト/佐藤卓史:子守歌(小さい手のためのピアノ独奏版)
¥300
この編曲は、若いピアニストたちがシューベルトの歌曲の美しいメロディーに触れることができるように、オクターヴ以上の手のひろがりを使わずに弾けるように工夫されています。メンデルスゾーンの「無言歌集」への導入として、ピアノで「歌う」ことを学べる楽曲です。 演奏する前に、ぜひ元になった歌曲を聴いたり、その詩を読んだりしてみて下さい。表現の参考になるはずです。 [難易度] ★☆☆☆☆(バイエル程度) 楽譜「シューベルト/佐藤卓史:子守歌」ダウンロード版 [内容] シューベルト:子守歌 D498 作品98-2 (佐藤卓史による小さい手のためのピアノ独奏用編曲) Franz Schubert: Wiegenlied D498 Op.98-2 solo piano arrangement for small hands by Takashi Sato 総譜 1ページ 解説付 [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許可のない複製・再頒布を禁じます。
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[楽譜] シューベルト:ソナタD154、アダージョD349(佐藤卓史による補筆完成版)
¥1,650
シューベルトをライフワークとする佐藤卓史による、未完作品の補筆版楽譜。 [内容] フランツ・シューベルト: ソナタ ホ長調 D154 (ソナタ第1番D157第1楽章の初稿) アダージョ ハ長調 D349 (未完・佐藤卓史による補筆完成版) Franz Schubert: Sonata in E major D154, Adagio in C major D349 (completed by Takashi Sato) [仕様] アルバムリーフ版(無製本) 楽譜12ページ・表紙・解説付き [難易度] ★★★☆☆ はじめに(佐藤卓史) フランツ・シューベルトは、おそらく音楽史上最も「未完」作品の多い大作曲家である。一つの作品を完結させる前に次の作品に取りかかり、前の曲のことはしばしば忘れてしまった、と伝えられており、過去作を整理する習慣もなかったので、他の作曲家であれば自身の手で破棄されたかもしれない大量の未完作品が残されることとなった。また死後、次兄フェルディナントが自筆譜を大切に保管しておいたために、断片を含む多くの草稿が散逸を免れたという事情もある。 未完のピアノ・ソナタについては、パウル・バドゥラ=スコダをはじめとする補筆完成版が多数発表されているが、ソナタ以外の未完のピアノ曲はほとんど顧みられることがない(D154の補筆は発表されていない)。しかしその中にも素晴らしい楽想が溢れており、演奏されずにおくのは非常に惜しいことである。そのような思いから、未完作の補筆を試みることにした。 天才シューベルトの作品に筆を足すことはあまりにも困難な仕事であったが、シューベルトの主題に基づく自由な創作とでも捉えていただければ幸いである。この楽譜が、シューベルトの知られざる未完作品に光が当たるきっかけとなることを願う。 楽曲と補筆に関する解説(佐藤卓史) ソナタ ホ長調 D154 (ソナタ 第1番 ホ長調 D157 第1楽章の初稿) ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2020年9月6日、音楽の友ホール 1815年2月11日の日付を持つソナタ断片D154は、1週間後の2月18日に作曲開始したD157の第1楽章の第1稿とされているが、その間にピアノのための10の変奏曲D156を完成していること(2月15日)、また両者に差異が大きすぎることから、別々のドイチュ番号を与えられている。D154の自筆譜は展開部の終わり近く(D157の並行箇所と比較すると残り1小節の時点)で途切れており未完となっているが、中段箇所は五線紙の末尾に当たるため、続きのページは書かれたものの散逸したとも考え得る。 補筆にあたっては、D157のディテールを参考にしつつ、再現部は一時的に下属調(イ長調)へ転調することで主調を保つ方法を採った。注意したのは音域の問題である。展開部で最高音Fを頻繁に使用しつつそれを越えないのは、おそらく当時普及していたFからFまでの5オクターヴの楽器を念頭に作曲されたからではないかと考えたのだが、D157の再現部ではその半音上のFisが登場し、さらにコーダではAまで出てくるので、実際のところどんな楽器を想定して書かれたのかは不明である。今回の補筆ではFisを最高音に設定した。 アダージョ ハ長調 D349 ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2020年9月6日、音楽の友ホール メヌエットD41-21自筆譜の裏面、D459A-3(アレグロ・パテティコ)の最終小節を書き終えるやいなや、同じ段の続きに書き始めたのがこのアダージョである。D459A-3の大部分は失われているので、いったい何のつもりで書いたのかは不明だが、初期のシューベルトが小品集というジャンルを手がけていたとは考えにくく、ひとつのソナタの第1楽章と第2楽章(緩徐楽章)という関係性とみるのが自然だろう。D459A-3と同じ五線紙には第31小節までが書かれ、第32小節以降は別の五線紙に書き付けられている。その末尾、第84小節まで書いたところで「V.S.」(素早くめくれ)と指示があるのだが、めくった裏面には歌曲「憧れ」D516のスケッチが記されていて、第85小節以降は行方不明(未完)である。 構成でいえばABA'B'のB'部分の途中までが残されていることになる。Aは葬送行進曲にも似た荘重な和音連打と、それに3音の動機が応えるように進行していき、一方でBは付点リズムがスキップあるいはスウィングのように続く、いくぶん軽快で浮遊感のあるセクションである。Aがハ長調、Bがヘ長調で提示されるのに対し、A'は変イ長調、B'はホ長調といった遠隔調(長3度関係調)をとる。B'の中断箇所の続きはBの並行箇所を参照してある程度復元可能である。しかし曲そのものがどのように終わるべきかは議論の余地が残るところだろう。 今回の補作にあたっては、ソナタに属する楽章の通例として開始の調性に戻るのが普通と判断し、Aを参考に新たにハ長調のA''を設定し、そこへうまく着地できるようにブリッジ部分に変更を加えた。つまり全体としてはA-B-A'-B'-A''というロンド形式風の構成となった。
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト:ソナタD154(佐藤卓史による補筆完成版)
¥550
シューベルトをライフワークとする佐藤卓史による、未完作品の補筆版楽譜。 [内容] フランツ・シューベルト: ソナタ ホ長調 D154 (ソナタ第1番D157第1楽章の初稿) (未完・佐藤卓史による補筆完成版) Franz Schubert: Sonata in E major D154 (completed by Takashi Sato) 総譜 7ページ・解説付き [難易度] ★★★☆☆ はじめに(佐藤卓史) フランツ・シューベルトは、おそらく音楽史上最も「未完」作品の多い大作曲家である。一つの作品を完結させる前に次の作品に取りかかり、前の曲のことはしばしば忘れてしまった、と伝えられており、過去作を整理する習慣もなかったので、他の作曲家であれば自身の手で破棄されたかもしれない大量の未完作品が残されることとなった。また死後、次兄フェルディナントが自筆譜を大切に保管しておいたために、断片を含む多くの草稿が散逸を免れたという事情もある。 未完のピアノ・ソナタについては、パウル・バドゥラ=スコダをはじめとする補筆完成版が多数発表されているが、ソナタ以外の未完のピアノ曲はほとんど顧みられることがない(D154の補筆は発表されていない)。しかしその中にも素晴らしい楽想が溢れており、演奏されずにおくのは非常に惜しいことである。そのような思いから、未完作の補筆を試みることにした。 天才シューベルトの作品に筆を足すことはあまりにも困難な仕事であったが、シューベルトの主題に基づく自由な創作とでも捉えていただければ幸いである。この楽譜が、シューベルトの知られざる未完作品に光が当たるきっかけとなることを願う。 楽曲と補筆に関する解説(佐藤卓史) ソナタ ホ長調 D154 (ソナタ 第1番 ホ長調 D157 第1楽章の初稿) ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2020年9月6日、音楽の友ホール 1815年2月11日の日付を持つソナタ断片D154は、1週間後の2月18日に作曲開始したD157の第1楽章の第1稿とされているが、その間にピアノのための10の変奏曲D156を完成していること(2月15日)、また両者に差異が大きすぎることから、別々のドイチュ番号を与えられている。D154の自筆譜は展開部の終わり近く(D157の並行箇所と比較すると残り1小節の時点)で途切れており未完となっているが、中段箇所は五線紙の末尾に当たるため、続きのページは書かれたものの散逸したとも考え得る。 補筆にあたっては、D157のディテールを参考にしつつ、再現部は一時的に下属調(イ長調)へ転調することで主調を保つ方法を採った。注意したのは音域の問題である。展開部で最高音Fを頻繁に使用しつつそれを越えないのは、おそらく当時普及していたFからFまでの5オクターヴの楽器を念頭に作曲されたからではないかと考えたのだが、D157の再現部ではその半音上のFisが登場し、さらにコーダではAまで出てくるので、実際のところどんな楽器を想定して書かれたのかは不明である。今回の補筆ではFisを最高音に設定した。 [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許諾のない複製・再頒布を禁じます。
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト:アダージョD349(佐藤卓史による補筆完成版)
¥440
シューベルトをライフワークとする佐藤卓史による、未完作品の補筆版楽譜。 [内容] フランツ・シューベルト: アダージョ ハ長調 D349(未完・佐藤卓史による補筆完成版) Franz Schubert: Adagio in C major D349 (completed by Takashi Sato) 総譜 5ページ・解説付き [難易度] ★★★☆☆ はじめに(佐藤卓史) フランツ・シューベルトは、おそらく音楽史上最も「未完」作品の多い大作曲家である。一つの作品を完結させる前に次の作品に取りかかり、前の曲のことはしばしば忘れてしまった、と伝えられており、過去作を整理する習慣もなかったので、他の作曲家であれば自身の手で破棄されたかもしれない大量の未完作品が残されることとなった。また死後、次兄フェルディナントが自筆譜を大切に保管しておいたために、断片を含む多くの草稿が散逸を免れたという事情もある。 未完のピアノ・ソナタについては、パウル・バドゥラ=スコダをはじめとする補筆完成版が多数発表されているが、ソナタ以外の未完のピアノ曲はほとんど顧みられることがない。しかしその中にも素晴らしい楽想が溢れており、演奏されずにおくのは非常に惜しいことである。そのような思いから、未完作の補筆を試みることにした。 天才シューベルトの作品に筆を足すことはあまりにも困難な仕事であったが、シューベルトの主題に基づく自由な創作とでも捉えていただければ幸いである。この楽譜が、シューベルトの知られざる未完作品に光が当たるきっかけとなることを願う。 楽曲と補筆に関する解説(佐藤卓史) アダージョ ハ長調 D349 ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2020年9月6日、音楽の友ホール メヌエットD41-21自筆譜の裏面、D459A-3(アレグロ・パテティコ)の最終小節を書き終えるやいなや、同じ段の続きに書き始めたのがこのアダージョである。D459A-3の大部分は失われているので、いったい何のつもりで書いたのかは不明だが、初期のシューベルトが小品集というジャンルを手がけていたとは考えにくく、ひとつのソナタの第1楽章と第2楽章(緩徐楽章)という関係性とみるのが自然だろう。D459A-3と同じ五線紙には第31小節までが書かれ、第32小節以降は別の五線紙に書き付けられている。その末尾、第84小節まで書いたところで「V.S.」(素早くめくれ)と指示があるのだが、めくった裏面には歌曲「憧れ」D516のスケッチが記されていて、第85小節以降は行方不明(未完)である。 構成でいえばABA'B'のB'部分の途中までが残されていることになる。Aは葬送行進曲にも似た荘重な和音連打と、それに3音の動機が応えるように進行していき、一方でBは付点リズムがスキップあるいはスウィングのように続く、いくぶん軽快で浮遊感のあるセクションである。Aがハ長調、Bがヘ長調で提示されるのに対し、A'は変イ長調、B'はホ長調といった遠隔調(長3度関係調)をとる。B'の中断箇所の続きはBの並行箇所を参照してある程度復元可能である。しかし曲そのものがどのように終わるべきかは議論の余地が残るところだろう。 今回の補作にあたっては、ソナタに属する楽章の通例として開始の調性に戻るのが普通と判断し、Aを参考に新たにハ長調のA''を設定し、そこへうまく着地できるようにブリッジ部分に変更を加えた。つまり全体としてはA-B-A'-B'-A''というロンド形式風の構成となった。 [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許諾のない複製・再頒布を禁じます。
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[楽譜] 佐藤卓史:オーボエ、ホルン、ピアノのための三重奏曲
¥4,400
佐藤卓史入魂のオリジナル作品、独特の世界観で好評の「トリオ」が改訂を経てついに出版。オーボエ・ホルン・ピアノという珍しい編成のための貴重なレパートリー。 スコアのほかオーボエ・ホルンのパート譜添付。 [難易度] ★★★★★ 楽譜「佐藤卓史:オーボエ、ホルン、ピアノのための三重奏曲」 [仕様] 総譜+オーボエパート譜+ホルンパート譜セット、OPPカバー付 ・総譜 A4サイズ60ページ・カラー表紙 ・オーボエパート譜 A4サイズ12ページ ・ホルンパート譜 A4サイズ12ページ [収録曲] 佐藤卓史 Takashi Sato (1983- ) オーボエ、ホルン、ピアノのための三重奏曲 (2002-2011/2017改訂版) Trio for Oboe, Horn and Piano (2002-2011, revised version 2017) I. Moderato II. Andante III. Adagio - Vivo こどもの頃、作曲家に憧れていた。あるとき、作曲家になるのに勉強すべき事柄のあまりの多さに気づいて、その道を志すことを諦めたが、ただ憧れだけが残った。それからも折に触れて作曲の真似事をしては、自分の技術の拙さを思い知ったり、数多の大作曲家が楽譜に込めようとした想いの一端を追体験したりしている。 この作品の原型となった単一楽章のトリオを作曲したのは、ちょうど「絆」の第1回公演と同じ2002年のことである。是澤悠・安田健太の両名とコンサートを催すことになったが、オーボエ・ホルン・ピアノという編成の作品は少なく、プログラムに彩りを添えようということでオリジナル曲を書き下ろしたのだった。その後2011年にも同じメンバーで演奏の機会があり、このときに後続する2つの楽章を書き足して全3楽章のトリオとなった。本日の演奏にあたって、演奏時間の短縮、奏者の負担軽減を目的に改訂を行い、他の奏者にも幅広く演奏していただけるよう決定稿を作成した。今の自分から見て未熟な部分も多いが(とくに第1楽章)、その時々にしか感じ得なかった感覚が残されているように思い、楽想の大幅な変更はしていない。 作品の特徴としては、「多楽章ソナタの古典的形式を踏襲していること」(第1楽章はソナタ形式、緩徐楽章は三部形式、フィナーレはロンド形式)、「旋法を多用していること」(第1楽章はドリア、第2楽章はフリギア、第3楽章はリディアの各旋法が基調)、「循環形式を用いていること」などが挙げられる。これらの手法は、奏者と聴衆の双方にとってわかりやすく親しみやすい作品となることを願って採用された。加えて、古代に起源を発するオーボエとホルンという2つの楽器の、音色の原始的な魅力も念頭に置いて作曲した。 初演以来、作曲者兼共演者からの無理難題にお付き合いいただいている是澤悠君と安田健太君に心から感謝する。 (佐藤卓史・改訂版初演時のプログラムノートより) [定価] 4,400円(税込)
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト:アダージョD178第2稿(佐藤卓史による補筆完成版)
¥330
シューベルトをライフワークとする佐藤卓史による、未完作品の補筆版楽譜。 [内容] フランツ・シューベルト: アダージョ ト長調 D178 第2稿(未完・佐藤卓史による補筆完成版) Franz Schubert: Adagio in G major D178, 2nd version (completed by Takashi Sato) 総譜 3ページ・解説付き [難易度] ★★☆☆☆ はじめに(佐藤卓史) フランツ・シューベルトは、おそらく音楽史上最も「未完」作品の多い大作曲家である。一つの作品を完結させる前に次の作品に取りかかり、前の曲のことはしばしば忘れてしまった、と伝えられており、過去作を整理する習慣もなかったので、他の作曲家であれば自身の手で破棄されたかもしれない大量の未完作品が残されることとなった。また死後、次兄フェルディナントが自筆譜を大切に保管しておいたために、断片を含む多くの草稿が散逸を免れたという事情もある。 未完のピアノ・ソナタについては、パウル・バドゥラ=スコダをはじめとする補筆完成版が多数発表されているが、ソナタ以外の未完のピアノ曲はほとんど顧みられることがない。しかしその中にも素晴らしい楽想が溢れており、演奏されずにおくのは非常に惜しいことである。そのような思いから、未完作の補筆を試みることにした。 天才シューベルトの作品に筆を足すことはあまりにも困難な仕事であったが、シューベルトの主題に基づく自由な創作とでも捉えていただければ幸いである。この楽譜が、シューベルトの知られざる未完作品に光が当たるきっかけとなることを願う。 楽曲と補筆に関する解説(佐藤卓史) アダージョ ト長調 D178 (第2稿) ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2015年9月19日、大阪大学会館 ・佐藤卓史補筆改訂版初演 2015年10月29日、東京文化会館小ホール D178のアダージョには2つの異なる稿が存在し、第1稿は完成しているが、第2稿は第60小節で中断されている。第1稿には1815年4月8日という作曲の日付があり、続けざまに書かれた第2稿も同時期の作曲と考えられる。 2つの稿は、冒頭の主題こそ同じだが、2小節目の後半から既に全く違う展開となり、もし第2稿が完成していれば別のドイチュ番号を与えられただろうと思われるほど、別個の作品である。しかしながら、第2稿が中断されるまでの楽曲構造は、第1稿とぴたりと合致している。第1稿は三部形式、A部分はそれぞれに繰り返しがついた9小節+15小節、B部分は33小節、A'(Aの再現)は9+16小節(コーダを含む)となっているが、第2稿はAがやはり繰り返し付きの9+15小節、Bは34小節と、第1稿とほとんど同じ小節数であり、A'の2小節目で中断していることになる。 第1稿と、残された最後の2小節から類推して、第2稿においてもA'はAと同規模の変奏を伴う再現部+コーダとなることは明白であり、このアイディアを基に補筆を行った。 [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許諾のない複製・再頒布を禁じます。
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[楽譜] [PDFダウンロード] シューベルト:幻想曲D605(佐藤卓史による補筆完成版)
¥550
シューベルトをライフワークとする佐藤卓史による、未完作品の補筆版楽譜。 [内容] フランツ・シューベルト: 幻想曲 ハ長調 D605(未完・佐藤卓史による補筆完成版) Franz Schubert: Fantasie in C major D605 (completed by Takashi Sato) 総譜 12ページ [難易度] ★★★★☆ はじめに(佐藤卓史) フランツ・シューベルトは、おそらく音楽史上最も「未完」作品の多い大作曲家である。一つの作品を完結させる前に次の作品に取りかかり、前の曲のことはしばしば忘れてしまった、と伝えられており、過去作を整理する習慣もなかったので、他の作曲家であれば自身の手で破棄されたかもしれない大量の未完作品が残されることとなった。また死後、次兄フェルディナントが自筆譜を大切に保管しておいたために、断片を含む多くの草稿が散逸を免れたという事情もある。 未完のピアノ・ソナタについては、パウル・バドゥラ=スコダをはじめとする補筆完成版が多数発表されているが、ソナタ以外の未完のピアノ曲はほとんど顧みられることがない。しかしその中にも素晴らしい楽想が溢れており、演奏されずにおくのは非常に惜しいことである。そのような思いから、未完作の補筆を試みることにした。 天才シューベルトの作品に筆を足すことはあまりにも困難な仕事であったが、シューベルトの主題に基づく自由な創作とでも捉えていただければ幸いである。この楽譜が、シューベルトの知られざる未完作品に光が当たるきっかけとなることを願う。 楽曲と補筆に関する解説(佐藤卓史) 幻想曲 ハ長調 D605 ・原資料 自筆譜(ウィーン市立図書館所蔵) ・佐藤卓史補筆版初演 2015年9月19日、大阪大学会館 ・佐藤卓史補筆改訂版初演 2015年10月29日、東京文化会館小ホール この作品の来歴についてわかっていることは非常に少ない。自筆譜にはタイトルもテンポ指示も、楽器の指定もなく、楽譜が作品の冒頭から始まっているのかどうかすら定かではない。そして第146小節でぷつりと中断し、未完となっている。 曲はいくつかの異なる楽想が連なっていく、「幻想曲」の特徴を備えている。特筆すべきなのは、すべてのセクションが必ず冒頭主題のモティーフ(ソ・シ・ド・ミという上行音型とその変奏)を用いて始まっていることと、セクション間のブリッジに冒頭の減七の和音のアルペジオが繰り返し使用され、転調を導いているということである。 一つのモティーフから多部分形式の幻想曲を編むという手法は、「グラーツ幻想曲」D605Aや「さすらい人幻想曲」D760と同じ発想に基づくもので、おそらく「グラーツ幻想曲」に先立って、もしくは同時期に作曲されたと考えられる。後にこの作品に興味を持ったヨハネス・ブラームスは、シュナイダー博士という人物が所有していた自筆譜をもとに詳細な筆写譜を作成しており、このとき初めて「幻想曲」というタイトルが提案された。この筆写譜はウィーン楽友協会資料室に収められている。(つづく) http://schubertzyklus.blog.fc2.com/blog-entry-31.html [仕様] PDFファイル ※スマートフォン・タブレットでのダウンロードはエラーを生じる可能性があります。PCでのダウンロードを推奨します。 ※許諾のない複製・再頒布を禁じます。